第3章

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『確かに』 「…‥」 『確かに俺はお前を愛してなかった』 「…‥」 『…けどな…‥』 『それは俺の間違いやってん。』 「…‥?」 『今までお前以外の女と、好きでもない女と付き合って来た。形だけの恋人を作り上げて来た。…‥だけどそのせいで本当の…本当の人の愛し方を忘れてしもうてん』 「…‥」 『俺より先にお前が俺を捨てて…俺の頭にはお前しかおらんかった。なんでや?ずっと考えてやっと気付いてん』 「…‥」 『俺…‥お前の事愛してんねん』 「…‥!」 『本間アホやって思った。なんでお前をそんな苦しめて、その後本当の愛し方に気付くなんて。本間死んでも死にきれんって思った。』 「…‥」   
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