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「ねぇ?何もしてないって、どういうこと?さっきまでの話は何?」
「フッ(笑)どういうって、そういうこと。寝てるとこ、襲うほど、俺、飢えてないし。俺、ソファーで寝たから。」
私の様子を伺いながら、少しして、彼は、また言った。
「ま、何もしてないったら、嘘になるけど………。君が服脱いで、抱きついてきて、やらしい声出すから、理性失って、ほんのちょっとだけ、乳首舐めちゃったけど……。ほんのちょっとだけだよ?その後は、理性効いて辞めた。それ以外はしてない。」
私は、顔を赤くし、胸元を押さえた。
「怒った~?」
彼は心配そうに私の顔を覗き込む……。
「…ごめん。ちょっとだけっつったって、ヤだよな?…ごめん。」
私は、首を振り、
「私こそ、なんか、見苦しいことして、ごめんなさい…。」
「あ~!もう終わり!お互い忘れよう!ところで、今日、これからどうすんの?自由行動ってないよな~。」
彼は、話題を変えた。
「私、恵梨と回るつもりで、計画立ててたんだ……。」
「そういや、アイツら、今日は、どうするんだろうな?」
「うん。どうするんだろう。はっ!私、今夜どうすればいんだろう?」
「アイツら、今夜も一緒だろうしな。今夜も俺の部屋いればいんじゃない?」
「……でも、そうしたら、松田さん、今夜もソファーで・・」
「俺を今夜もソファーで寝せる気?一応、隣にもう1個ベッドあんだけど…?でも、嫌か?」
「あ!ベッド…そっか。シングルで2人部屋はないよね……(笑)」
と、話していると、恵梨と野田さんが来た。
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