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「この人変だよッ!」
後ずさるウィード…。シルクはハハッと笑う。
「いいから教えろよ」
「う、うん…ここの東側を真っすぐ歩けば出れるよ……」
ウィードは東側の暗闇を指で指した。シルクは歩き出す。
「ウィード行くぞ。調度ストレス解消に、なるしな」
ウィードは竜と一緒にシルクの後へと着いて行った。
「ねぇ……道って感じの道じゃだんだん、 なくなってるけど……」
ウィードは木と木の間を擦り抜ける。
「そりゃあ…『呪いの森』だし誰も来ないからだろ?」
ウィードはシルクの答えに頷く。
「そうかぁ!だよねッ!いたたたた……でも流石に無理なんだけど」
苦笑いでシルクの背中を見る。
「なら、そこで待っとけば?」
シルクはあっさりと冷たい言葉を言い放った。
「待つとか嫌だよッ!いつモンスターが来るか分からないしッ!!」
慌てながら言うウィード。
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