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「おーいッ!早く援護しろッ!」
「分かってるよッ!」
ウィードは叫び終えて竜を見た。
「行くよッ!」
一人と一匹は暗い右側の森へと足を踏み込ませた…。
モンスターはシルクを襲う―…。
「甘いな…!」
2本の剣でモンスターを斬る。後ろからもモンスターがシルクを襲う。
シルクは7本の剣を鞘から素早く抜き出し、空中へと9本の剣を投げた。そして落ちてくる剣を1本1本と手に取り、素早く近づいて来るモンスターを斬った。
「ふぅ…うっとうしいなぁ……」
地面に落としていた9本の剣を鞘に、しまう。
「すっっごいよッ!」
パチパチと拍手するウィード―。
シルクはハンッと笑った。
「だからザコはザコって言っただろぉ?」
ウィードの横に、いる竜がウィードをじっと見て「グルルルル…」と唸った。
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