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馬鹿にして笑い転げる男……。シルクは剣を2本抜き出した。
「五月蝿いなぁ……ランクF(一番弱いランク)な癖によぉ……あぁ?」
ジロッと男を睨むシルク。
「ひッ!?」
後ずさる男。
「た、頼むッ!殺さないでくれッ!同じギルドの仲間だろぉ?」
シルクはフッと鼻で笑った。
「仲間?俺は仲間なんていらねぇ…そして仲間じゃねぇ、ここの奴はただ同じ仕事をしてるだけな奴らなんだよ…俺にしたらなぁッ!」
シルクは地面を蹴って男の方へと着地した。
「ちょっとッ!喧嘩は、止しなさいッ!」
マスターが声を上げる。シルクは舌打ちした。
「分かったよ。マスター」
「本当に?なら、いいんだけど……」
心配そうにマスターはシルクを見た。
リンクはシルクを見つめた。
「なんだよ……」
シルクはリンクを睨む。リンクは真顔で口を開けた。
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