白い死神

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「悪いのは、その男って分かってる。でも、さっきの言葉は良くないんじゃない?」 シルクはリンクを睨み続ける。 「そして貴方ってここのギルドの仲間と自分から話した事ないわよねぇ?挨拶のひとつでも、ちゃんとしたら?」 リンクの言葉を聞いてシルクは言葉を吐いた。 「黙ってろ。俺のやり方に首を突っ込むな」 シルクはドアを開けてバタンッとドアから出て行った。 「淋しい奴……」 リンクはふぅ……とため息をついた。 シルクは、ただ怒りに、まかせて歩き続けた。その時シルクの前に人影が見えた。 「ねぇ、シルク?シルクだよねッ!」 顔を上げると、そこには一人の少年が立っていた。 少年はニッコリ笑い竜を撫でていた。 「………ウィード?」 シルクはボソッと呟いた。少年は笑顔のままでコックリと頷いた。 「そうに決まってるだろッ!?シルク!」
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