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リコ「ねぇねぇ、千鶴。
占いって信じる?」
チヅル「めざまし占いで蠍座が1位の時だけ信じます」
リコ「それ、信じてるって言わないと思うんだ」
チヅル「いいんですよ、占いなんて気休めなんです」
リコ「けど、千鶴なら百発百中の占いぐらいできるんじゃないの?」
チヅル「それは占いじゃなくて予言です。
主にカルト教団がやっているようなことです」
リコ「予言でもなんでもいいからさ~。
できるの?できないの?」
チヅル「できますよ」
リコ「じゃあ、私の今日の運勢は?」
チヅル「できるとは言いましたが、やるとは言ってません」
リコ「いいじゃんかー、私と千鶴の仲じゃない」
チヅル「それは私が一方的に利用されているだけの関係のことを言っているんですか?」
リコ「酷いなー、いつ私が千鶴を利用したの?」
チヅル「今現在進行形です」
リコ「違う違う、これは友人との休み時間の他愛もない日常会話だよ」
チヅル「莉子の世界の日常会話にはカルト教団の予言とかいう件が含まれるんですか。
なかなかエキサイティングな日々を送ってるんですね」
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