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「本当に性格変わるんだ」 媛は、真っ赤になった裕貴をじろじろと見つめた。 「だから言ったじゃないですか。 ………あの、すみませんでした」 「何が?」 裕貴は、俯きながらボソッと呟いた。 「…………キ………キスしてしまって」 媛はカアッと顔を赤くした。 「別に………事故よ! あんなのキスのうちに入らないんだから」 「……はい」 だらんとした前髪で表情は見えないが、相当落ち込んでいるようだ。
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