舞い降りた災厄

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「『ジョーカー』、『ジャック』、『クイーン』、『トマト君』、そして『天翔る風神』、今日は急な呼びかけに応じてくれてありがとう。」 先ほどの男…ルドエイは、5人の男女に頭を下げた。 「大丈夫、今日の予定は特にないからね。それとマダオでいいよ。」 マダオは既に鎧を纏っている。 「…緊急事態なんだから気にするな。」 ジャックは小さな声でつぶやく。 「本部長がヘコヘコ頭を下げんじゃないよ!」 クイーンはルドエイをみて怒鳴る。 「そうだよ~、早く指示してよ。」 トマト君はルドエイを急かす。 「そうね、急がないとやばいんじゃないの?」
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