舞い降りた災厄

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「そうだな、なら早速…。」 ルドエイは頭をあげて頷いた。 「マダオ、ジャック、クイーン、トマト君に命ずる!手段は問わないので全力で奴らを倒せ!以上。」 その言葉を聞いて、4人は部屋を出て転移室へ向かった。 「天翔る風神よ、そなたには最後の砦として王たちのそばで護衛をしてくれ。」 「わかりました。では、私も失礼します。」 天翔る風神も転移室へ向かいうために部屋を出た。 「頼む…なんとしてでも奴らを倒してくれ。」 ルドエイの言葉は誰もいない部屋に響くだけだった。
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