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五分ほど走っていると、4人は一キロほど離れた場所にいる黒竜を肉眼で捉えた。
「…僕の獲物発見。」
トマト君はぽつりと呟いた。
「あいつは普通の黒竜じゃないから気をつけろ!魔人を倒し終えたら加勢に行く、それまで頼んだぞ!」
「わかった。」
マダオ達三人はトマト君を残し、まだみぬ魔人の元に急いだ。
「こい!聖邪剣ドラピア!」
トマト君は走りながら魔武器を召喚して、中央で白と黒に分かれている以外は特徴のない両手剣を持った。
黒竜がこちらを向き、一触即発の雰囲気に包まれた。
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