天翔る風神

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「俺は大丈夫だ。それよりイヴ、大丈夫か?」 センは1人と一匹を手で征し、私に話しかけてきた。 「うるさい!なぜあなたが王を殺しに来たのかを聞いているのよ!」 彼がこんな事するはずがない。操られている可能性も考えた。 だけど、どこか心が安らぐ裏表の無い私を心配する声を聞き、それが目の前の敵がいつもの彼だと確信させた。
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