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「えーと…まずは命蓮寺へようこそ、外来人のお二方♪私はここに住んでいる聖(ヒジリ)白蓮と申します。それで…」
「私は雲居一輪と言います。それでこっちが雲山です。まあ、そちらの二人から既に聞いているとは思いますが」
「僕は蘇王龍雅です、それでこっちは双子の妹の龍奈です」
「初めまして♪」
白蓮と一輪が自己紹介をし、龍雅と龍奈は毎度の如く自己紹介を返す。
「本当はまだ四人程居るのですが…どうやら出掛けているみたいですね」
「聖~…お腹空いた…」
「ぬえ、居たんですか?」
「うん、暇だし行くとこ無かったし…で、そこの巫女達とこの子達は?」
白蓮はまだ四人程居るが、出掛けているため紹介はまた今度にすると言うと、何処からか間の抜けた声で白蓮にお腹空いたと聴こえてきた。白蓮はその声の主をぬえと呼んだ。
ぬえは霊夢達に気付き、何をしに来たのかと尋ねた。
「霊夢さん達は龍雅さんと龍奈さんに幻想郷を案内しているみたいです。それでここに立ち寄られているんですよ」
(あれ…白蓮に幻想郷を案内しているなんて言ったかしら…)
白蓮がぬえに、龍雅と龍奈は霊夢達に幻想郷を案内してもらっている途中で、ここに立ち寄ったと説明をする。紫が白蓮に幻想郷を案内している事を言ってないのに何故分かったのかと首を傾げた。
「へえ~、私は封獣(ホウジュウ)ぬえだよ、よろしくね龍雅、龍奈♪」
「こちらこそよろしくお願いします、ぬえさん♪」
「龍奈、ちょっとこっちにおいで♪」
「はい?」
ぬえが龍雅と龍奈に自己紹介し、よろしくと笑顔で言うと、龍奈が笑顔で返事をした。ぬえは手招きをして、龍奈を呼んだ。
「んー、龍奈可愛いね♪」
「えっ、ちょっとぬえさん?;」
「ぬえさんに気に入られたみたいで良かったね、龍奈♪」
「う、うんそれは嬉しいけど…抱き着かれるのは恥ずかしいよ…;」
ぬえは突如龍奈に抱き着き、龍奈に可愛いと言う。龍雅は龍奈に、ぬえに気に入られて良かったねと言うと、龍奈は嬉しいが恥ずかしいと返した。
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