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「はいはい、じゃれるのはそれくらいにして、次に行くわよ」
「はい、それじゃ白蓮さん、一輪さん、雲山さん、ぬえ、失礼します」
「えー、もう行っちゃうのー?」
「ぬえ、また来るから;ね?」
「うーん…あ、そっか着いていけば良いんだ♪」
『何故そうなる;』
紫が次へ行くと言うと、龍雅が白蓮達にお辞儀をする。ぬえはもう行ってしまうのかと不満そうに言うと、龍奈がまた来るからとぬえを宥めた。
ぬえは少し考え、着いていけば良いと言う結論に達し、全員が声を合わせて何故そうなるのかとツッコミを入れた。
「まあまあ良いじゃん♪」
「ぬえ、あなたはお腹が空いていたのではなかったんですか?;」
「龍雅と龍奈が一緒なら大丈夫だよ聖」
「何処からそんな根拠が…;」
「まあ、面白そうだから連れていくわ♪」
「紫さん!?;」
ぬえはまあ良いじゃないかと軽く流すと、白蓮はお腹が空いていたのではないかと言う。ぬえは龍雅と龍奈が一緒なら大丈夫と、ピースサインを出しながら答える。霊夢は何処からそんな根拠が出るのかと呆れていた。
そんな中、紫は面白そうだからぬえも一緒に連れていくと言うと、龍奈が本当にかというような顔をした。
「龍奈ー♪」
「さ、スキマ開けるわよー」
「えっ?…あぁぁぁ!;」
「紫、あんたこれがやりたかっただけでしょ;」
「あら、分かっちゃった?♪それじゃ私達も行くわよ」
ぬえは龍奈に抱き着こうと飛び掛かると、紫がタイミング良くスキマを開き、ぬえをスキマにダイブさせた。霊夢はそれがやりたかったためだけにぬえを連れていく事を許可したなと言うと、紫は分かってしまったかとご機嫌に言い、龍雅達の足の下にスキマを開き、移動した。
「愉快な方々ですね♪」
「それよりもぬえは良いんですか?;」
「まあ大丈夫でしょう」
白蓮は愉快な人達だと呑気に言うと、一輪がぬえは良いのかと尋ね、白蓮は大丈夫だろうと答えた。
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