101人が本棚に入れています
本棚に追加
『……あぁぁぁぁぁ!!;』
「ま、またこのパターン…;」
「紫ぃぃぃぃぃ!;」
「あら、ごめんなさい♪」
「こいつ絶対反省してないわね;」
龍雅達はスキマから落とされ、地面にぶつかった。ぬえが紫に怒鳴ると、紫は笑いながら謝る。霊夢は絶対に反省してないと確信する。
「こんな移動の仕方したら龍雅と龍奈が怪我するじゃないか!」
「えっ、突っ込む箇所そっち?;」
「ぬえ、私達は大丈夫だから;」
「うん、だから紫さんを怒らないで;」
「龍雅と龍奈は良い子だねー♪」
ぬえは龍雅と龍奈が怪我したらどうするんだと紫に怒鳴り、霊夢は突っ込む箇所はそっちなのかと言った。龍雅と龍奈は自分達は大丈夫だから紫を怒らないでほしいとかばうと、ぬえは良い子だと二人の頭を撫でた。
「まあ、気をつけるわ」
「さっきも言ってたわよねそれ;」
「そうだったかしら?」
「もしもーし、そこの方達この紅魔館に何かご用ですかー?」
紫は気をつけると言うと、霊夢は同じ事を言っていると言った。紫はそうだったかと首を傾げると、中華服のような服を着た女性が紅魔館に何か用があるのかと尋ねてきた。
「ああ、中国。ちょっと中に入れてほしいのよ」
「私の名前は紅美鈴(ホン メイリン)です!;…あれ、この人達は?」
「僕は蘇王龍雅で、こっちが双子の妹の龍奈です」
「初めまして、美鈴さん」
「初めましてです♪もしや、あなた方外来人ですね?」
「はいはい、その下りはもう良いから中に入れてちょうだい」
霊夢がその女性を中国と呼ぶと、女性は美鈴だと怒り、龍雅と龍奈に気付く。二人は美鈴に自己紹介をし、美鈴が外来人か尋ねると紫は軽く流し中に入れるように言った。
「お嬢様か咲夜(サクヤ)さんの許可を取らないと入れませんよ」
「中国、中に招いてちょうだい」
「咲夜さん早いですね…というか名前!;」
「良いじゃない別に」
美鈴は紅魔館の主か、咲夜と言う人物に許可を取らないと中には入れれないと言うと、中に入れていいと言う女性の声が聴こえた。美鈴はその女性を咲夜と呼び、名前で呼ぶように言うが、咲夜は別に良いじゃないと流した。
最初のコメントを投稿しよう!