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「中国は置いといて、中にいらっしゃい。お嬢様が待っているわ」
「あ、はい」
咲夜が美鈴は置いといて中に入るように龍雅達に言い、龍雅が返事をして中に入っていった。
「お嬢様、お連れしました」
「ご苦労様、咲夜。私の屋敷にようこそ、外来人の子達。私はこの紅魔館の主、レミリア・スカーレットよ」
「私は紅魔館のメイド長、十六夜(イザヨイ)咲夜です」
「僕は蘇王龍雅で、こっちは…」
「龍奈です」
紅魔館の中に入り、咲夜が主の部屋へと案内する。龍雅達が中に入ると、紅魔館の主のレミリアとメイド長の咲夜が二人に自己紹介をし、二人も自己紹介をする。
「龍雅に龍奈、ね。ところで龍奈…」
「はい」
「どうしてぬえに抱き着かれているのかしら?;」
「どうやらぬえは私の事が気に入ったらしくて;」
レミリアは龍奈が何故ぬえに抱き着かれているのか疑問に思い、質問する。龍奈はぬえが気に入ったらしいと答えた。
「そう;まあ確かに可愛いけれど。咲夜もそうは思わない?」
「はい、是非ともメイド服を着せてみたいです!」
「あんたら…;」
「私も見てみたいなー」
「えっ?;あの…;」
レミリアは龍奈をじっと見て、ぬえが気に入るのも納得する程可愛いと言い、咲夜に同意を求める。咲夜はメイド服を着せてみたいとまで言い、霊夢は完全に呆れていた。
しかし、ぬえもメイド服を着た龍奈が見てみたいと言うと、龍奈は少し困惑し始めた。
「…咲夜、ぬえ」
「分かりました」
「オッケー♪」
「えっ、ええぇぇぇぇ!?;」
「あんたら龍奈が嫌がってんでしょうが!;つうか初対面でそんな事すんな!;」
「お兄ちゃん助けてぇぇ!;」
レミリアは咲夜とぬえに、目で合図をし、二人は頷き、それぞれ行動に出る。龍奈はぬえにがっしり掴まれ、更に困惑し、霊夢が龍奈が嫌がっているし初対面にそんな事するなと怒鳴る。龍奈は龍雅に助けを求めた。
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