101人が本棚に入れています
本棚に追加
「さ、着いたわ」
「ここが図書館…広いですね」
「あら、お客様?私はこの図書館の主、パチュリー・ノーレッジよ」
「私は小悪魔です」
「あ、僕は蘇王龍雅です」
「私は妹の蘇王龍奈です」
レミリアが図書館に着いたと言い、龍雅が広いと周りを見渡す。すると何処からかパチュリーが現れ、小悪魔とともに自己紹介をする。龍雅と龍奈も毎度の如く自己紹介を返す。
「じゃあここにはもう用はないから次行きましょうか」
「ちょっと、来るだけ来といてそれはないんじゃないの?」
「時間がないのよ。まだまだ案内しなきゃいけない所があるんだから」
「ふーん、まあ良いわ。暇になったらまたいつでも来てね、龍雅、龍奈」
「はい♪」
「しっかしパチェ、あんた龍奈の格好見て何とも思わなかったわね;」
「えっ、あの子の服ってあれが普段着なのかと…えっ?」
紫が用はなくなったから次に向かおうと言うと、パチュリーが来るだけ来といてそれはないのではないかとムッとする。紫は時間がないから仕方ないと言うと、パチュリーは納得し、龍雅と龍奈にいつでも来るように言った。
レミリアはパチュリーに龍奈の服装を見ても何も思わなかったなと言うと、パチュリーはあれが普段着ではないのかと、首を傾げた。
「違うわよ;良く見てみなさい、あれはうちのメイド服よ;」
「あっ…本当ですね」
「小悪魔も気付いてなかったのか;」
「何で着せてんのよ」
『可愛いかなと思ったからつい…』
「…何かぬえまで話に混じってきたんだけど;」
レミリアは事情を話し、パチュリーは何故着せたのかと尋ねると、レミリア達が可愛いと思ったからと声を合わせて答えた。パチュリーはぬえが話に加わってきた事に疑問を感じた。
最初のコメントを投稿しよう!