迷い込んだ兄妹

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「いや、気にしなくて良いわ;とりあえず、よろしくね」 「…?はい♪」 「それで、さとりさんの横に居る方は?」 「え…?あら、こいし居たの?」 「あれ、おかしいな;何で無意識になってたのに解ったんだろ;」 龍奈がさとりの言葉を気にしていると、さとりは気にしなくて良いと言った。 龍雅がさとりの横に居る人は誰かと言うと、さとりは誰がいるのかという顔で横を向くと、帽子を被った少女がいて、さとりはその少女をこいしと呼んだ。こいしは無意識なのに何故気付かれたのかと首を傾げた。 「とりあえず自己紹介しなさい」 「は~い。私は古明地こいしだよ、よろしくね龍雅、龍奈♪」 「こちらこそよろしくお願いします」 「敬語なんて堅苦しいからタメで良いよ」 「あ、うん;それじゃ、改めてよろしくね、こいし」 「うん♪」 さとりはこいしに自己紹介するように言い、こいしが自己紹介をする。龍奈がよろしくお願いしますと丁寧に言うと、こいしは敬語はいらないと言った。龍奈は敬語無しで改めてよろしくと言うと、こいしは笑顔で返事をした。 「それじゃここはこれ位で良いかしらね」 「私の紹介がまだよ!」 「ああ、居たわねあいつ」 「あなたは?」 「あれは霊烏路空(レイウジ ウツホ)だよ」 「先に言われた!;」 紫がこの位で良いかとスキマを開こうとした時、紹介がまだだと、羽根の生えた少女が現れた。右手には何やら機械のような物が付いている。霊夢はその少女がいた事を今思い出したようだ。 龍雅が少女に誰だと聞くと、こいしが空だと教える。空は先に言われたと叫ぶ。 「じゃ、行きましょうか」 「あれぇ!?私だけ扱い酷くない!?;まだそこの二人の名前聞いてないよ!;」 「どうせ言っても覚えれないでしょう、一応教えとくけど。蘇王龍雅と龍奈よ」 「それじゃスキマ開くわよ~」 「またね、龍雅、龍奈♪」 「うん、またねこいし♪」 (今回ぬえ喋ってなかったなぁ) 紫が用は済んだと言うと、空は扱いが酷くないかと言い、龍雅と龍奈の名前を聞いていないと言った。霊夢は一応教え、紫がスキマを開く。 こいしがまたねと言うと、龍奈が笑顔で返事をし、ぬえが喋ってなかったと思った。ちなみにぬえは地霊殿にいる間ずっと龍奈に抱き着いていた。
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