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「どんな理由であろうと、侵入者は許しません。まあ、神社に参拝とかに行く目的があるのなら特別に通しますが」
「あら、私は行く理由が無いわね」
「何で巫女の私が別の神社に参拝に行かなきゃなんないのよ」
「私は行くのめんどくさいからな~」
「貴方達通る気あるんですか?;」
椛は神社に行く目的のある者以外は、通さないと言うと、紫は行く理由がないと言い、霊夢は巫女なのに他の神社に参拝に行く訳が無いと言い、ぬえは行くのがめんどくさいと言った。
椛は三人に通る気があるのかと呆れながら言った。
『正直無いかも』
「じゃあ龍雅さんと龍奈さんはどうするんですか;」
「だから、私達は待ってるからここからは椛が代わりに案内してあげてちょうだい」
「ええ、でも私は警備の仕事が…;」
「その話、全て聴かせて頂きました!」
三人は正直通る気は無いかもと答える。椛は龍雅と龍奈はどうするのかと言うと、紫は椛が妖怪の山を代わりに案内するように言う。椛は警備の仕事があると戸惑っていると、上空から声がした。
『盗聴すんな烏天狗』
「盗聴ではありません;たまたま耳に入ってきただけです」
「同じじゃない」
霊夢達三人は、その声の主を烏天狗と呼び、盗聴するなと言った。烏天狗はたまたま耳に入っただけだと言うと、霊夢が同じだと返した。
「あの~、あなたは?;」
「ああ、申し遅れました。私は清く正しい新聞記者、射命丸文(シャメイマル アヤ)です、龍雅さん、龍奈さん」
『胡散臭いの間違いじゃない?』
「違います!;お二方に悪いイメージを与えないで下さい!;」
龍雅が誰かと尋ね、烏天狗は清く正しい新聞記者の文だと自己紹介した。それを聞いた三人が、胡散臭いの間違いではないかと言うと、文は龍雅と龍奈に悪いイメージを与えるなと返した。
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