迷い込んだ兄妹

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「ま、まあそれはとりあえず置いておきましょう;文先輩は何をしに来たんですか?」 「ああ、そうでした。椛、貴方は今からこのお二方に妖怪の山を案内してあげて下さい。霊夢さん達は私が見張っておきます」 (行こうと思えばスキマで行けるんだけど) 椛は話がややこしくなる前に、文に何をしに来たのかと尋ねる。文は思い出したかのように、龍雅と龍奈に妖怪の山を案内するように命じ、霊夢達は見張っておくと言った。紫はスキマで移動出来るから見張る必要はないと感じていた。 「そ、それじゃ行きましょうか龍雅さん、龍奈さん」 『はい♪』 「いってらっしゃ~い♪」 「椛一人で大丈夫かしらね」 「大丈夫ですよ、きっと」 椛は龍雅と龍奈に行くと言うと、二人は嬉しそうな顔をして返事をし、椛に着いていった。 霊夢は椛一人で大丈夫かと言うと、文が椛なら大丈夫だと答えた。 「椛さん、ここにはどんな人が住んでいるんですか?」 「ここには色々な神様や、私や文先輩のような天狗、更には河童など様々な種族が住んでいるんですよ」 「へえー、すごい場所ですね」 「はい♪とりあえず今向かっている場所は私の友達が居る場所です」 「椛さんの友達ってどんな人なんですか?」 妖怪の山を歩いていると、龍雅が椛にどんな人が住んでいるのかと尋ねた。椛は様々な種族の人が住んでいると答えると、龍雅はすごい場所だと辺りを見渡す。 椛はとりあえず友達の場所に向かっていると言うと、龍奈がどんな人なのかと尋ねる。 「私の友達は河童で、機械を造るのが得意なんですよ」 「技術者なんですね」 「はい♪ただ、その殆どが幻想郷には無い技術なので、私にはさっぱりなんですけどね;」 椛は友達は河童で機械を造るのが得意な人だと言うと、龍奈は技術者なのかと聞く。椛はそうだと言い、その友達の造っている機械の殆どが幻想郷には無い技術なため、自分には扱い方がさっぱりだと言った。
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