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晴れ
空に太陽がある
なんて
憎たらしいのだろう
どんなに手を伸ばしても
どんなに近づいても
どんなに焦がれても
触れることを
許されない
なんの為にあなたは存在するの?
誰かを傷つける為?
誰かを苦しめる為?
誰かを狂わす為?
憧れはいつしか
憎しみに変わり
残酷に私を蝕んでいく
それでも
いとおしさは棄てられなかった
空に太陽がある
誰よりも
大切な太陽
いつか
あなたに近づくことができたなら
私は変われるだろうか
あなたと共に輝ける
月のように
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