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yasu「……。」
yasuの携帯がさっきからテーブルの上で震えている。
どうやらマナーモードにしているらしい。
それに気づかず泣きつかれているyasu。
──ブーブーブー
yasu「……。」
──ガチャンッ─ブーブーブー
バイブレータで震えていた携帯は高いテーブルから床に落ち…
鈍い音と何かが割れる音が響く
まだ震え続けていた。
yasu「…っ…なんや。」
泣き腫らした目をこすりやっと止まった携帯にふれる。
yasu「うわっあかん…」
着信27件きてる…
……知らぬ番号から。
ファンの子やったらどないしよ…
yasu「……。」
……もう一回来たらとるか…。
そう思ってるうちに早速携帯がなる…
─ピッ
yasu「も…もしもし」
「……私〇〇病院のものですが…」
……は…?
yasu「〇〇病院…?」
なんや…?
近くの病院やな……
俺には無関係やで…?
yasu「何で…」
「とりあえず病院に来てもらえますか?」
yasu「…?」
成美とお揃いの…
ケータイのストラップ
何で…
壊れとんのやろ
.
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