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―――ダッダッダッダッダッダッ
銃声が鳴り響く。
「ミミカちゃん危ない!!」
「大丈夫です!!忌流夜さん指示を!!」
――ジジッジッ。
無線が電波を受信する。
『ミミカちゃん少し目立ちすぎだ!!あくまでも避難民らしくだ!!』
「わかりました!!でもちゃんと気絶させてます!!」
『心強い!!そのまま主役の援護頼む!!』
「はい!!」
こんなことして何になる?って普通の人は思ってるそうだ。
いや自分達が普通で、そんなこと思う人達が異常なのかも……それはないか。
何にせよこういうやり方でしか前に進めない。いや終われない。
これはそんな子供達の醜いお話。
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