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「いや16才ってのはなぁ、大事なんだよ!特別なんだよ!!スペシャルなんだよ!!!だってロトは16才で世界を救ったし…」
「…またRPGの話か。お前、また今日も明け方までネトゲのRPGやってただろ。てか特別とスペシャル株ってるぞ…」
ここまで沈黙を守っていた、太陽の左隣を歩いている、一人だけ制服を着崩し髪を真っ赤に染めたさもすればその集団から浮いてしまいかねない少年が口を開いた。
「えぇっ!?なんでわかんの!?エスパー!?」
「あれだけ講義中にうとうとしてたら誰だって分かるよ…」
メガネの少年も口を挟んできた。
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