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私と『リストカット』の出会いはここまでとする。
現在、私は中学の頃、担任が言っていた『リストカット』を何度も何度も行っている。
初めは塾の宿題が出来てなくてて行きたくなかったときに、その辺にあった、カッターで私の利き手は右手だから左腕を何度も何度も切ったのだ。
その時は軽い切り傷程度でうっすらと血が出る程度。
それを見た父親は塾を休ませてくれた。
そしつ、塾を休みたい度に私は何度か左腕にカッターで切り傷を作ったのだ。
この場合のリストカットは『狂言』なのだ。
別に自分は死ぬ気がない、そういう自傷行為──。
私は高校三年生になる。
高校三年生といえば就職か進学かを選んでそれに向かって勉強や、就職の際の面接練習をしなくてはいけない時期なのだ。
その時、私は周りがうるさいと感じ、リストカットをする。
その時のリストカットは人に見せる為のものじゃなく、自分にかかるストレス、時々くる頭痛を和らげる為に行った。
これも、大して深く切ることはなく、皮膚の下を切ったときに出てくる、スグに止まってしまうような程度のものだ。
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