プロローグ

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祐樹「母さんを返せ…!」 ピキピキピキピキ…… 香苗「周りが一瞬にして凍り付いて行く……これが、【絶氷属性】」 グレム「おお、これが【絶氷】か!!どんな物質でも触れた瞬間、瞬時に凍らせることができる属性…素晴らしい!!」 グレム「だが、まだ未完成だな。とりあえず、【紅雷】は連れていく。」 グレムはそう言った瞬間、香苗と共にその場から消え去った。 祐樹「う、うわあああん!!!」 龍夜「無事か!?祐樹!!!」 祐樹の叫び声に気付き、龍夜がボロボロの状態で駆け寄ってきた。 祐樹「お母さんが、お母さんが連れて行かれちゃったーー!!」 龍夜「すまない!香苗!!俺が遅れなければ!!クソッ!」 龍夜は、悔し涙を流しながら、泣き叫ぶ祐樹を抱き締めた。 これをきっかけに、祐樹と龍夜は絶対に強くなると決心した。 母の香苗を助け出す為に!! そしてこれが、絶氷の零帝誕生のきっかけでもあった。
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