闇より花咲き心は幸せなり

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闇より花咲き心は幸せなり

  遠く 暗い物語は 射す光さえ消え 闇夜に浮かぶ僕は… 浮遊して消えた 繰り返しのおとぎ話は 終盤を迎えて またつまらなく繰り返す 同じ物語となった もう、疲れたんだ…と 囁く声で太陽が 消えてなくなったのは もういつの日か ただ浮遊して 真実の僕でさえ 偽りに飲み込まれて 冷たく溢した笑顔に 僕の扉開けたのは 春を纏う貴方で 君を見上げたらほら 笑って差し伸べる手 首に幸せをぶら下げて さあ、おいでと 僕を連れ去っていった 空間(心)に 色鮮やかに彩られた 花は 君がまいた種で 花彩り咲き誇るよう 僕を咲かせて 君は春を纏った 恋人
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