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野兎「こんにちわリスさん。今日はリスさんに相談があるんだ」
リス「こんにちわ野兎くん。相談とはいったいなんだい?」
野うさぎさんは言いました
野兎「リスさん。僕今までずっと一人で、僕の仲間を見たことがないのはしっているでしょ?」
リス「あぁ野うさぎさん。知っているとも、お父さんうさぎさんと、お母さんうさぎさんがいなくて淋しい思いを人一倍しているのも知っているよ?」
野兎「そうなんだ、僕は唯一、友達だったリスさん以外とは口すらきいたことがない。そこで僕は旅に出ようと思うんだ!」
リス「たっ、、、旅に!?」
野兎「あぁ。僕、、、仲間に会いたいんだ!!」
リス「外には、あの恐い狼さんがいるよ?」
野兎「かまわないさ!むしろお父さんとお母さんの敵を取ってやるんだ!」
リス「でも、恐ろしい人間がいるよ?」
野兎「かまわないさ!人間だって悪い人ばかりじゃないのは、君も知っているだろ?」
リス「でもっ...でも.....。」
野兎「大丈夫だよリスさん。1年したらちゃんと帰ってくるさ。」
リス「でも僕は心配でたまらないよ。」
野兎「お月様を見ていて。そうすれば毎日会えるさ」
リス「分かったよ。でも絶対に帰ってくるんだよ?僕はそれまでお月様に毎晩お祈りして待ってるよ」
野兎「それは心強いや!じゃあ早速明後日出かけるとするよ!」
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