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Stage2 魔法の森
動き始めたのは藍と橙、霊夢だけではない。
毎回異変に敏感な人は我先にといった感じでそして彼女また我先に動きまわっていた。
??「アリス!外が大変な事になってるぜ!」
アリス「なによ魔理沙藪から棒に…空に穴でも開いたの」
魔「なんだ知ってたのか…」
アリス「えっ本当だったの!?」
ここはアリス・マーガトロイドの家。魔法の森にひっそりと佇んでおり、家の主もひっそりと人形の研究をしていた。家の中は四方人形に囲まれており、普通の人形であればそれはお化け屋敷も同然であったが、彼女知り合いの魔法使い霧雨魔理沙にとっては自然な光景だったむしろ彼女毎回彼女の家を訪れる度、「いつも綺麗に片付いてるな」ぐらいにしか思わなかった。
境界を見てみると確かに穴らしきものがあいていた。
アリス「確かに穴ね…でもこれは境界に出来た穴よ。」
魔「境界ぃ?あの紫が開ける穴か?」
アリス「というか彼女しか開けようがないでしょ。これは異変よどう考えても。」
魔「だから神社に誰も居なかったのか…」
アリス「そうね、それに多分紫は境界のなかね紫にとって一番安全な場所だもの」
魔「確かに入りようがないもんな。さて、どうしたものか…」
どうやら魔理沙は異変を解決する気でいるようだ。
魔「図書館の本にヒントがあるかもしれないな…」
アリス「あっ図書館なら私も行くわ!パチュリーより私のほうが詳しいしからっ!」
魔「(やけに真剣だな…)いいぜ、人数は多いほうがいいしな!」
アリスはパチュリーとなにか勝負意識を燃やしているようだ。しかし魔理沙は彼女の意識など知るよしも無かった…
飛行中あることに気付いた。
アリス「ねぇ魔理沙、妖精達が騒がしいと思わない?」
魔「そうか?来るときは気付かなかったが、そういえば様子が変だな…
??「お、やっと動き始めましたね…」
そこに現れたのは鴉天狗であり、新聞記者の射命丸文だった。
魔「なんだ取材ならお断りだぜ?文。」
文「ならあなた達についていきます!」
アリス「それは迷惑よ!」
文「解りましたでは少しいい情報を…実は八雲藍とその式神が主人を捜しに行動を開始したみたいです。」
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