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話戻って私達は紅魔館に来ていた。
思っていた以上に…紅い。
それに見た目の割りに広い。どう計算してもここまで広くないと思うのだが…
霊夢「あぁもう!いつ来てもだだっ広いわねこの屋敷は。」
??「勝手に窓から入っておいて何言ってんのよ」
霊夢「ああ咲夜、調度いいところに!パチュリーに合わせなさい!」
咲夜…本名、十六夜咲夜はこの屋敷のメイド長である。紅魔館の主が幼いため屋敷の事は全部任されている。
ちなみにこの屋敷を広くしているのは彼女の能力のせいらしい。
咲夜「…いいわこっちよ。(それにしても今日はお客さんが多いわね…)」
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??『だーかーらぁー空の穴をどうやって塞ぐか聞いてんだよ!』
??『魔理沙それじゃ伝わらないわよそれよりアタシと…』
??『いやそれよりも二人共借りた本返してよ…』
どうやら先客がいたようだ。どうやら人間の魔法使いと森の人形使いのようだ
魔「お、霊夢じゃないか。それと…あー、ホラ、狐と狸。(名前忘れた)」
藍「狐!?」
橙「狸!?」
藍「橙のこんなにかわいい耳と尻尾見て狸とは聞き捨てならないな!」
魔「あースマン。それより何故ここに?」
藍「多分、君達と同じ理由だよ…あの境界の中に入りたい。その術を私はもってないからな。」
パチェ「なんだそういう事なら先に言ってくれればよかったのに…『空の穴』なんて言うからわからなかったわ。」
魔「いや最初からそう言ってるんだが…」
パチェ「八雲紫が移動する境界の中は物事同士にできた所謂虚数空間。通常、物理的手段では入る事はできない。よってあの穴に直接入った場合、外の空間に出てしまう。」
藍「なるほど…」
魔「理解出来たのかよ…」
パチェ「…でその虚数空間に入る方法だけど、亀裂や穴があいている所以外で境界が緩い所を探し、そこに結界を張る。すると結界の境界とリンクされるから。その境界を空間ごと引き延ばしせば八雲紫同様に入る事ができるわ…」
霊夢「…で誰が結界を張るの?」
アリス「アンタしかいないでしょ…」
霊夢「でも空間はどうするの?」
咲夜「それなら私がいきますわ!」
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