きっかけ

6/6
前へ
/50ページ
次へ
一紀にはすべてがスローモーションに見えていた。 (死ぬ直前ってこんな感じなのか…) なんて呑気に思っていたが、トラックはもう目の前だ。 (…どうせなら死ぬ前に、一度でいいから幻想郷に行きたかったなぁ……) そんなことを思い、一紀は意識を手放した。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

115人が本棚に入れています
本棚に追加