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SATOYA SIND―――――――
…黙っておけば段々と面倒な方向になっちゃってる。
早く終わらせて寝たいのにぃ…
智夜「はぁ…」
俺はついため息をついてしまった。
そのため息を昌嘉に聞かれたがあまり気にしてない様子。
しかし、もう一人聞いていた人がいた。
それは、准士だった。
准士「…リーダー、意外とムカってきてる?」
准士は小さな声で聞いてきた。
まぁ、准士は俺に気を遣ったんだろうね。
だって、俺、あんまり怒らないし。
そんなの気にしてる程暇じゃないんだよねぇ。
智夜「まぁね。早く寝たぃ~…」
准士「じゃあ、終わらす?」
智夜「…俺がやる」
俺は珍しく自分から積極的に行った。
だから、准士は驚いていた。
そして、俺はある程度言い争っている所まで近づいた。
だが、気配を消している為相手の奴らは気が付かない。
あ、朱くんとかはもう雰囲気とかで分かるらしいんだけど…
まぁ、まずは、お手並み拝見と行きますかぁ♪
…って俺ってこんな難しい言葉知ってたんだぁ♪
何か嬉しい♪
などと思いながら俺は目には見えない速さで奴らの前に立った。
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