現在の世界

13/14
151人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
SATOYA SIND――――――― …黙っておけば段々と面倒な方向になっちゃってる。 早く終わらせて寝たいのにぃ… 智夜「はぁ…」 俺はついため息をついてしまった。 そのため息を昌嘉に聞かれたがあまり気にしてない様子。 しかし、もう一人聞いていた人がいた。 それは、准士だった。 准士「…リーダー、意外とムカってきてる?」 准士は小さな声で聞いてきた。 まぁ、准士は俺に気を遣ったんだろうね。 だって、俺、あんまり怒らないし。 そんなの気にしてる程暇じゃないんだよねぇ。 智夜「まぁね。早く寝たぃ~…」 准士「じゃあ、終わらす?」 智夜「…俺がやる」 俺は珍しく自分から積極的に行った。 だから、准士は驚いていた。 そして、俺はある程度言い争っている所まで近づいた。 だが、気配を消している為相手の奴らは気が付かない。 あ、朱くんとかはもう雰囲気とかで分かるらしいんだけど… まぁ、まずは、お手並み拝見と行きますかぁ♪ …って俺ってこんな難しい言葉知ってたんだぁ♪ 何か嬉しい♪ などと思いながら俺は目には見えない速さで奴らの前に立った。 .
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!