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そして、俺は竜太の腕を氷で作った手刀で斬った。
だが、掠っただけだった。
竜太「ぃ゛!?」
智夜「ちっ!掠っただけか…良かったね、掠っただけで☆」
俺は嫌味の様に言った。
すると、相手は悔しそうな顔をしていた。
朱くんと昌嘉がめちゃくちゃ驚いた顔をしていて俺はつい鼻で笑ってしまった。
智夜「朱くんの顔、マヌケ~♪」
朱稀「智夜くん!びっくりするじゃん!!珍しく自分から動くから!」
智夜「ごめん、ごめん♪早く寝たいからさぁ」
竜太「おい!!!!」
俺と朱くんが笑いながら話しているといきなり竜太が叫んだ。
智夜「煩いなぁ…何だよぉ」
俺は少しキレながら言った。
すると、怒りに溢れた竜太が俺に襲い掛かってきた。
裕汰「ばかっ!!」
俺は裕汰が言ったことは気にせず竜太を軽く避けた。
すると、竜太は走り過ぎて行った。
智夜「そんなスピードでは俺に当たらない」
昌嘉「リーダー格好いい~!♪」
藍ちゃんが笑顔で言ってきてくれてちょっと嬉しい。
智夜「ありがと~♪」
なんて返してみた。
すると、更に相手の怒りが増したらしく顔が変なことになっていた。
智夜「さぁ…早く帰って」
竜太「嫌やね。あんさんを倒すまで帰らへん」
裕汰「馬鹿!今はとりあえず引くで!!」
竜太「…ちっ」
竜太が舌打ちした瞬間に二人の姿が消えた。
まぁ、俺には帰るとこ見えたけど。
智夜「やっと帰ってくれた」
和直「ホントに珍しくリーダーが帰させましたね。明日、雨降るかなぁ…」
和直が冗談で言った。
だけど、何だかそんな感じがする。
准士「リーダー眠いのによく頑張ったね♪」
智夜「うん、頑張った☆」
朱稀「じゃ、帰りますか♪」
朱稀がそう言った後に俺達は歩き始めた。
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