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SHUKI SIND――――――
あぁ!!!忙しいっ!!!!!
部屋に冷房がきいているのに汗を額から流しながら俺は資料を整理していた。
朱稀「はい!これは一番隊に!これは三番隊に!!あ、和直、コーヒーのおかわり!」
俺は手を休める事なく、目を離す事なく仕事をしている。
和直「はいはい……朱さん、少しは手を止めて一息ついたらどうですか?」
…心配してくれるのは有り難いんだが、こうなったのもあの関西バカの二人。
あの二人が侵入してくれたおかげでこちらはその対処を考えさせられる。
しかも、こういう頭を使うやつの対処は大体が俺の担当。
だって、智夜くんはすぐに諦めるし、昌嘉はバカだから無理だし、和直は他の仕事が山ほどあって(一応、俺も手伝ってんだけど全く減らない)、准士は智夜くんのサポートで忙しい…
だから、暇そうなのと頭が偉いという理由で俺になった。
そのせいで、睡眠時間が全くない。
俺の目の下には隈がある。
和直「…朱さん!少しは寝て下さい!!」
と、俺は和直にいきなり怒られた。
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