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KAZUNAO SIND―――――
朱さんがちょっとキレちゃってますね。
まあ、俺もキレたい感じなんですか…
准くんの怒りも収まりませんしね。
だって、准くんは時間などには一番厳しいですから。
昌嘉「だだだだだだって…」
朱稀「だって…何??」
朱さんは冷たく言い放った。
すると、昌嘉は少し涙目になっていた。
そりゃあ、滅多に怒らない朱さんが怒ってるからね。
あ~、面白い(笑
朱稀「和直」
まあ、こーゆー時だけ鋭いんですから。
和直「まぁ、朱さんそのくらいにしましょう。暇じゃないんでしょう?」
朱稀「…はぁ~、分かったよ。でも、これからは自分で資料をするように。あと、二番隊舎にはあまり来るな」
うるさいから、と語尾に小さく呟いた朱さんは言い終われば直ぐさま仕事モードに戻った。
?「朱く~ん、資料出来たよぉ」
ゆっくりと扉を開けて入って来たすごく大人しく癒しの声の持ち主は一番隊、隊長の王竜司 智夜。
通称、リーダー。
いつもは寝ているか釣りか絵を描いているけれど、准くんに言われて資料をリーダーの頭で考えながらやって来たんでしょうね。
朱稀「智夜くん、お疲れ。…よく、出来てるよ♪やっぱり、智夜くんはやればできるんだよ♪あ、お茶飲む?」
智夜「いただく~♪」
やはり、朱さんはリーダーには少しばかり甘いと思う。
まぁ、あのリーダーだからだと思いますけど…
俺もリーダーには甘いですし。
っていうか、皆リーダーには甘いですよね♪
昌嘉「朱ちゃーん!俺にもー!!」
…あいつは恥はないんだろうか…
朱稀「んなもん自分で容れろよ。智夜くん、はい、いつもの」
朱さんはリーダーにいつものオレンジジュースを渡した。
オレンジジュースはリーダーのお気に入り。
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