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SHUKI SIND―――――――
また、俺かよ…
まぁいいけどさぁ…
朱稀「智夜くんと准士と昌嘉は用事が済んだら早く自分の隊舎に戻って仕事しなよ?じゃないと隊員が探しに来るよ?」
俺は再び仕事に取り掛かりながら三人に言った。
だって、俺が言わないとずっと居座る気だもん。
最低でも二人はね…
准士「朱くんごめん…すぐに連れて帰るから」
准士は申し訳なさそうな顔で俺に言って来た。
でも、准士は悪くないよ。
悪いのは全部、昌嘉だね…
などと、心の中で思いながら准士に別にいいよ、と言った。
だって、気を遣わせちゃあ悪いしね。
智夜「あー美味しかった♪また、遊びに来るねぇ♪じゃ、お邪魔しましたぁ♪」
と、智夜くんはオレンジジュースを飲み干して一人で帰ろうとしていた。
すると、隣に座っていた昌嘉は急いでカフェオレを飲み干して智夜くんに続いて帰ろうとした。
准士「おい。昌嘉、朱くんに礼を言え」
朱稀「准士、そこまでしなくていいよ(汗」
俺はそこまでは望んでないよぉ…(汗
邪魔だったのは邪魔だったけど楽しかったし、息抜きにも少しはなったし。
と言いたかったけど准士に止められた。
准士「いやいや、迷惑かけたんだし、仕事の最中だったのに中断させたんだ」
准士は本当に優しい奴だとこの言葉から再度思った。
だって、自分の隊の者じゃないし兄弟な訳でもないのに注意をしてさ…
どっちが年上なのかも分からなくさせるよ♪
(あ、年の順番は智夜くん、俺、昌嘉、和直、准士の順番です)
昌嘉「朱ちゃんごめんね??でも、また遊びに来るから♪♪あ、カフェオレありがと♪♪♪」
と、昌嘉が一言言って智夜くんと昌嘉は部屋から出て行った。
准士「注意しないと言えないんだから…朱くん、本当にごめんな?和直も悪かったな」
和直「いいえ。朱さんも少し息抜き出来たみたいですし、逆に感謝ですよ♪」
准士「ならいいんだけど♪じゃ、また来るかもしれないけどそん時は昌嘉、追い出していいから♪」
と、准士は言ってゆっくり部屋から出て行った。
本当にいい子だ…♪
まるで俺とは大違いだよ。
などと、俺は准士に感心した。
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