新米

5/10
前へ
/24ページ
次へ
外に出ると、太陽は、少し西に傾いていた。 「村を案内しようかの」 村長は、ケイをに言って道を歩いて行く。 少し歩くと、赤い屋根の家が見えた。 「この家がお主の生活する家じゃ」 中には、入らずにまた、道を進む。 10分程行くと、店のような物が見えた。 「ここは、武器の加工や生産をしてくれるのじゃ」 村長は、さらに、続ける。 「訓練所で一通りの訓練は、受けておるな、得意な武器は、なんじゃ」 「一番使いやすいのは、太刀でした。」 「太刀か…あれは、片手剣の派生じゃたかのぅ」 物忘れが激しいのか少し考えてから、村長は、言う。 「いいえ、太刀は、大剣の派生です。」 直ぐに訂正するケイ。 「おぉ~、そうじゃった」 納得した村長は、店には、寄らずに今来た道を帰って行く。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加