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とんとん。
「ん?」
今、肩を叩かれたような。後ろを振り向いてみると、そこにはクラスメイトの女の子が立っていた。
「ってちっちゃ!」
あ、声に出ちゃった!?
でも、本当に小さいな-。小学生みたいだし、すごく可愛い。
それにショ-トカットなのか、セミロングなのかよく分からない髪型をしてるけど、それが彼女には、似合っているように僕は見えた。
「……失礼」
その女の子……じゃなくて、少女が口を開く。
「ご、ごめん」
全面的に僕が悪い。頭を下げつつ、謝罪する。
「……ところで」
「うん」
「……ロリは好き?」
「愛してます」
ち、違うんだ! 今のは口が滑っただけなんだ!
慌てる僕を余所に、女の子は僕に手を差し出して
「……友達」
「へ?」
友達?
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