一章

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 さて、ふざけた事を考えながら愛の告白を軽く流していると、周りがうるさくなってきた。 言い忘れてたが、今俺が居る場所は体育館だ。 体育館と言っても無駄に広い。類的にはきっと会場とかが正しいだろう。まさに王道だ。  何故この場所に居るかと言うと、先程の話題、「転校生」の紹介とかなんとからしい。 ・・・・・・めんど。 一々体育館で紹介する必要はないだろう。 そんなことを考えているといきなり叫び声が聞こえてきた。 キャアァァー!うおぉぉぉお! 今日も可愛い!! かっこいいですぅう! 抱いてください!!! 五月蝿い。 と言うか、あんな甲高い声出して喉を痛めないのか。 あと、雄叫び見たいな暑苦しい声。 なんて言うのか、高い声が黄色なら低い声は茶色の声。 そんな感じの声が気持ち悪い。耳障りだ。
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