一章

8/16
前へ
/23ページ
次へ
軽く吐き気がして耳を塞ごうとしたら愛が名前を呼んできた。  「樹壱!見てみて!生徒会が来たよ。」 前を向いて見ると、ステージの上に生徒会の方々が立っていた。 そして、会長がマイクを持ち静かにドスの効いた低い声で、「黙れ」と言った。  すると、先程の事が嘘の様に静かになった。 何度見ても慣れない光景だ。 静かになった事で満足したのか、それからマイクを副会長に渡して、決まった定位置に戻る。 何時も思うが、あの二人は付き合ってるのだろうか?そしたら会長×副会長なのか。  でも副会長は腹黒っぽい所があるから、逆なのかもしれない。 それにしても、仲良さそうだな。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

938人が本棚に入れています
本棚に追加