第2章 出逢い

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そう、あの当時は両想いだったんだという現実を2人は大人になってから 確認しあった訳である しばらくして電話で話す事もちょくちょく増えていった。 最初電話するときはかなりドキドキだった。 『もしもし………』『もしもし(テレ笑)』懐かしい声。昔と彼女の声は変わっていなかった ただ向こうは俺の話しかたは昔と違うねって言われた。 確かにあの当時は、 喋りには慣れていなかったし関西弁にだけど。 標準語だったことがコンプレックスで あまり話すようなキャラじゃなかったからだろう。よく喋る俺は想像していなかったみたいだった。 ただしゃべり方と声のトーンは変わっていないって懐かしがってくれていた。
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