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あれから1年の時がたち・・・
学校でも、外でも、コウスケの話をする人達は減っていた。。
マコト達の中でも、あまり話しにコウスケが出てくる事がなくなっていた。。
ソラの病室には、相変わらずマサヒロ達が見舞いに来ていた。。
意識が戻らないソラに、色々な事を語りかけたり、出来事を話したり、毎回同じ事の繰り返しだった。
捕まったコウスケは…
年少の中でも傷害事件を起こし、独房に入れられていた。。
コウスケ「チッ…また空が見えねー部屋かよ…」
そして、また時が過ぎ…
桜が舞う季節になっていた。
ソラは眠り続けたまま、夢を見た。。
そこには、マサヒロ、タクヤ、アツシ、コウスケの家のガラスを割った男、コウスケとタイマンはった男、
それに…コウスケ、マサヒロ、トモアキ、ナオキ、キヨフミ、ヒロユキ、ショウ。
達が集まって、皆、笑顔で笑っていた。
ソラは、そんな光景を蚊帳の外で見ていたら、コウスケが
「ソラ君ー!何してんの?行くよ?」
と笑顔で呼んでいる。
ソラは
「今行く♪」
と言って輪の中に入って行った。。
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