100人が本棚に入れています
本棚に追加
いつものように、一緒にクラスに入り、力斗は窓側の席へ。わたしは、後ろの席の親友、麻衣におはようっていいながら廊下側の席に。
「おはようー。夏希、今日制服すごいね、 シワ」
少し驚いたように言う麻衣。
そんなにひどいのか、このシワ。
「うん、ちょっと制服のまま寝ちゃってさ 」
「まじ?じゃあ、宿題なんて…やってない ?」
宿題?
はて…宿題…
あー…宿題!!!
宿題っっ!!!!
「わっすれた~!!!」
「まじぃ~?やべぇ、うち、夏希に見せて もらおうと思ってやってこなかったんだ よね~」
と、いい悪びれもなく笑う親友。
人任せな(笑)
「まぁ、少なくとも授業は五時間目だし。 他をあたるかぁ」
「ごめんね」
「ううん、うち分かっててやってこなかっ たんだしね」
確かに♪
最初のコメントを投稿しよう!