191人が本棚に入れています
本棚に追加
「どっくん、今日って何時からやっけ?」
「今日は9時半から」
「そっか」
あと仕事が始まるまで
1時間近くある
「やったら…、まだ大倉来ぃひんな」
「へ…?」
ふと言った横山くんの言葉を
不思議に思っていると
横山くんは近付いてきて
俺の隣に座った
「…どういう、こと…?」
「まだ時間があるから、大倉はまだ来ぃひんよ」
いつもの横山くんと
違う
何か、
怖い…。
「横山、くん…?」
横山くんが
一瞬妖しく笑った
次の瞬間
「っんぅ…!」
肩を引き寄せられて
唇を塞がれた
.
最初のコメントを投稿しよう!