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一番の被害者は?
中学生時代の文化祭の劇の練習中のこと。
体育館のステージで練習の途中で男子がふざけて、倒立側転とかでんぐり返りとかして遊んでいました。
高い所が苦手な私は、見ているだけでハラハラし、「危ないよ~…」と声をかけていました。
そんな私を見かねた女の子の友達が、
「大丈夫だって!!結構ステージ広いし」
と良いながら、幕の閉じた状態で端の見えない所に足を伸ばしていました。
由良「危ないって!!」
女子「大丈夫だよ!!ほら、まだ余裕あるもん」
私の心配を余所に、その子はさらに足を奥へと伸ばしました。
女子「もうちょっと行け…」
次の瞬間、その子は頭から真っ逆様!!
一番近くいた私は、その様子をスローモ―ションを見ているような感覚に捕らわれましたが、手を伸ばした時には既に遅く、頭を打ってうつ伏せになっていました。
練習していたのが放課後だったので、体育館には女子バレー部の子達が茫然としていました。
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