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「…この学校の上級生は屑ばっかか?」
蓮はがっかりした様に言った。
『ああ?聞こえねぇな。もう一回言ってみろ』
雅は物凄い形相だが、蓮は…
「プッ、お前時代遅れ過ぎ(笑)いつまで昭和なんだよばーか」
と言い終わる前に雅は、『なめんなー!!』
と叫びながら蓮に飛び蹴りを放った。
「ぬるいなあ」
蓮は簡単にかわしたやいなや雅に飛び蹴りをかました。
蓮の飛び蹴りは見事雅の顔面に直撃した。
「飛び蹴りっちゅうもんはこうすんのや」
続けて蓮は雅にミドル・ハイと蹴りをいれ雅は悶絶した。
「三年言うても大した事ないのお」
すると、パチパチパチパチと回りから拍手が聞こえてきた。
蓮が振り返るとその先には…三年生と思しき人物か数名居た。
「…なんや?」
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