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『くくく…粋の良いガキやで』
三年生の内の一人の銀髪のチビが腕を組みながら続ける。
『まあ俺らにかかったら10秒やな(笑)』
そして金髪の坊主が、『お前負けるんちゃう?(笑)』
と冗談を言うが蓮は怒っていた。
「お前ら何の用じゃ?」
銀髪のチビが少し不満げに言う。
『お前なあ…まあええわ。単刀直入に言うで。お前仲間になれ』
蓮は少し驚いた顔をした後笑いながら言った。
「プッ。一年坊を仲間に引き入れるんですか?(笑)三年生ともあろうものが」
銀髪のチビは怒った様に言う。
『悔しいけど…お前の話はよう聞いとる。悪い話じゃないやろ…仲間になれ』
諭す様に言うが蓮は、「ふざけんな!俺はお前ら如きと馴れ合うつもりはないわ!」
『黙って聞いてりゃガキが!!!』
モヒカンでピアスをつけた長身の男が蓮に殴りかかった。
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