私はピアノ

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私はピアノ

気がつくと私は自分のマンションのベットの中だった 『30越えると連日はキツイのかな』とマスターは笑ってベットに座っていた 『私どうなってたの?』 『廊下で倒れて店員が俺のテーブルまで連れてきたんだ』 『たしか…誰かとぶつかって叱られたんだっけ』 『そうなのか?』 『うん』 『顔覚えてる?』 『ぼんやりと…ところでマスター、今日泊まっていく?』 『できたら泊まりたいね。ついでに明菜襲いたいけど。なんせ店早いんでね。今日は帰るよ』 『そう、残念』と私はクスクス笑った 私達はいつもこんな雰囲気までいって、何も起こらない関係なのである マスターが帰ると私はそのまま朝まで寝てしまう 私、あの人のシャツ汚したような気がする よろけて、ぶつかった時顔ごと彼のシャツに… ファンデーションやらで汚しただろな ホントにごめんなさい
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