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『さ、どうぞ』
「おじゃまします」
オレはこたつに入って体を温めた。
『ちょっと待っててね』
「ああ」
部屋の中には、里中と撮った写真が飾ってあった。
「………」
はるは今も里中を忘れていない
まあ、いいんだ。とうにオレは諦めている。
信頼できる仲間…それも悪くないだろう。
『はい、お待たせ』
「おう、ありがとう」
温かい雑煮の匂いに、改めてオレは1人じゃないと感じさせられる…
『雨上がりのたんぽぽは~空にそびえる太陽よりも~ずっとずっと~輝いていた~(^O^)』
「ノリノリだな。」
『へへー、商売繁盛ですからねぇ』
「でもさあ、Ganacheの‐たんぽぽ‐は、ノリノリで歌う曲じゃないだろ」
『ええ、じゃあどの曲ならいいのよ?』
「‐間に合いました‐とか」
『ああ、なるほど』
他愛もない話をしながら、時間が過ぎていった。
「あれから9ヶ月も経つんだよな」
『そうだね( ̄ー+ ̄)ニヤリ』
「お前なんて呼ばれてるか知ってるか?」
『交易バトル界のビューティープリンセス?』
「………はぁ(-o-;)」
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