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『違うの?』
「レジェンドダシシブラー」
『レジェンドダシシブラー?』
「なんだよ、知らなかったのかよ」
『ダシシブラーって…』
「おう、おかわり」
『ちょー、私は白玉さんの嫁じゃないんだから』
「あ、ごめん…じゃあ、自分でよそいます」
『美味しい?』
「おう」
はるはニコニコとこっちを見て楽しそうにしている。
ピンポーン
突然、店の方のチャイムが鳴った
『はあい、あのぉ、今日はお店…休みなんですけどぉ』
ガタガタ
「は、はる?」
オレはあわてて店の方へ駆けていった
「どうした?って…」
「こんにちは。」
なんと、目の前にいるのは寸止めの智だった。
「おや、記者さんも一緒?」
『うん、お昼を一緒に食べてたの。あ、そうだ…あんたも食べる?セレブの口に合うか知らないけど』
「じゃあ、ごちそうになろうかな」
『あ、そうだ』
「ん?」
『26日…だよ』
「?」
『まーの命日は26日だよ』
「?」
『あんた毎月25日にまーのお墓参りしてるでしょ』
「なんだ、知ってたんだ」
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